さてさて、2月後半の2週間を過ごした
本別のオーガニックファーム
での一日を紹介します。
このファームを営むベン&このみさんご夫妻が急遽ベンの故郷アメリカに行くことになり、ファーム守りが必要になりました。
誰か~!の声に、誰もいなければ!と声をあげたものの、、、、
長期で居られる人は少なく、
1週目集まったは大人と子ども合わせて6人の強者でした。
後半は人手が減ったものの、ここはペースをつかめてきていましたから何のその。
カントリーライフを愉しんだとてもいい時間でした。
一日の始まりはといいますと、少し腹ごしらえをしてから朝7時、牛たちのもとへ。
前日から戻しておいた大豆と、トッピング(ないこともある)になるニンジンなどの野菜を橇に乗せて徒歩3分くらいのD型ハウスへ向かいます。
作業には決まった流れがあり、それがあることで牛たちも安心するとのことでした。
キープフォルム!の牛糞マウンテン。
どの動物社会にも、順位があります。
ボスから順にごはんです。それを本人たちも分かっています。
ご飯を食べている間に、搾乳をします。
ベン曰く、とてもピースフルな時間。
滞在中にマイナス25度近くまで下がった朝の凍える手も、
この時間だけはぬくぬくし、リズムカルに絞る音に無心になれました。
水汲みは、直接飲みに行けない仔牛とロバの為に川から汲みます(↓川です)。
うんち拾い、エサ&水やり、搾乳。
これが午前の仕事で、午後4時頃に搾乳以外の作業をする毎日でした。
時間があれば、と託された仕事はといいますと、、、、、
薪割り、焚きつけ作り、
あっ、これはおまけ。滞在中の食料とすべく持ってきたマガモの毛むしりです。
1月に撃った(知人が(笑))鴨ですが、脂がのっていました。
ビニールハウスの中での豆さらいもありました。
そんなこんなで、何もしていないと思いつつ、
近くの温泉を楽しんだり、絞りたて牛乳でアイスクリームを作ったり、なんだりで、
1日が
あっという間!に過ぎゆくのでした。
このファームはCSA
Community Supported Agriculture(略してCSA。直訳すると「地域に支えられた農業」)というシステムをとっているのですが、
他のメンバーの方々に「大変でしたでしょう?!」と
始まる前も途中も後も、応援を頂きました。
が、
そんなこんなの毎日を大変大変楽しんだのでした。
おいしい野菜とパンに囲まれ、牛たちとのおかしな(性格がみえてきて面白かったのです)生活をさせてもらえる機会はそうそうありません。
ただただ、感謝です。
さて、このファームにも春がきて、いろいろな作業が始まっていました。
今はフランスとリヒテンシュタインからのお手伝いさんがいらしている様ですが、
やることは沢山!と笑顔がこぼれていました。
畑作業より、蜂作業に目がいくわたしです☆