阿寒湖畔の暮らしの日々を綴ります。 (一財)前田一歩園財団森の案内人として、この地を案内しています。 I’m a guide of this area.About forest, trekking, traveling, hunting and more. Please contact me from my profile (e-mail).
2015年8月24日月曜日
ヒグマパトロール
昨日の午前中、国道を渡るヒグマを見た、と観光客の方から警察に連絡が入ったとのこと。
すぐに阿寒湖畔のハンターに連絡があり、午後、何人かで足跡・痕跡探しとなりました。
ご覧の通り、送電線の下の笹を刈ったところには足跡は残りません。
所々の泥地にシカの足跡はありました。
ベテランハンターさんの話では、ここは通り道になっている、とのこと。
いて当たり前の場所でのこと。
念の為警戒にあたる、という気持ちでした。
「どこそこにヒグマの目撃がありましたから、その辺りの方は(その辺りを通る方は)
お気をつけください」
と、普段からアナウンスでもあったら、町全体で氣をつける気持ちになるでしょうか?
「(パトロールを続けるのかどうか)市の職員も、警察も、ハンターさんの判断が頼みです。」
、、、というのにも少し違和感を感じました。
未だにキツネ、カラスたちにエサを与える町の人がいます。
一方で、ヒグマレクチャーをしたり、受ける人(子どもも含め)がいます。
人々の暮らしと野生動物との関わりを、ひとつひとつ切り離してはいけないのだと思います。