その翌日 Next day

朝、-18℃まで下がりました。

一面のフロストフラワー。


音が変わっていました。

氷の醸し出す不思議な音を1年ぶりにききました。

雄阿寒岳近くはまだ結氷していませんでしたが、大部分はこの日の冷えに固まりました。

ドキドキしつつ。

川が流れ込み水面があるところにはハクチョウたちと、1羽のマガモが泳いでいました。

前日カヌーした湾もこの通り。

最後のカヌー Last canoe in Lake Akan 2016

この日は快晴でした。

マイナス17℃近くまで冷えた朝。

これは！と、湖に繰り出しました。

風もなく、静けさとの中のカヌーを進める音に酔いしれました。

さてどこまで行こうかな？と思いましたが、

途中、割れないまでも薄氷がずっと続いていましたから、適度なところで引き返し、岸部を楽しみました。

ここまでくると、凍っています。

それでも、カヌー Canoe in winter akan

風雪の中、それでも少しだけ、、、と繰り出してきました。

 湾の中は比較的穏やかで、雪化粧した森にうっとり。

マガモなどの鳥たちが湾内やアシ原の周りにいました。

（ここが猟区ならなぁ、、、。なーんて目つきにはなっていなかったので(笑)、

　比較的静かに距離を保ちながらその様子が目に入りこんできました。）

今度は、晴れた穏やかな日に行きます。

明日は山の神の日 Tomorrow is Mountain God's Day

明日１２月８日は山の神の日です。

年に１度、この日に前田一歩園林業の職員の方の手作りの鳥居と馬頭さんがたてられ、

山の神に無事をお祈りします。

先日寄ってみますと、まだ昨年のしめ縄が残っていました。

氷かけの、この時期が大好きです。 My favorite seasons!

秋も深まった時期から、この変化の大きいこの季節、それから厳冬期。

この季節が大好きです。

枯葉で遊び、雪で遊び、氷で遊び、それから湖の音を楽しんでいます。

人の世は師走といって慌ただしくもなりますが、

少し森に気持ちを向けると、そこにはリスがいて、シカがいて、雪の結晶があります。

しづり雪に的中して苦笑いすることもありますが、

何もない様に見える中に感じる大地の内包する深さが心地よくもあるのです。

 

 賑やかな声に、何だか意味もなく嬉しくもなるのでした。

ヒグマ護衛の仕事 Protecting from bears

この日は、反射板点検作業の護衛でした。

初めてだったこともあり、ベテラン先輩ハンターの方と一緒です。

あるかもしれない、時の為の存在ですが、

過去に出会った事例もあるとのことでした。

二日目。

車で行けるはずだった道は、道路が流されたり削られたりで、結局歩くことになりました。

林道はよかったのですが、銃を背負って切り立った尾根や急斜を倒木を越えるのは

けっこう神経をつかうものでした。

ひとつひとつ、ボルトが緩んでいないか、なくなっていないか、点検していきます。

作業中は寒かったですが、ベテランハンターの視点と共に歩けたのはとてもよい機会でした。

来年は、草刈り、ロープの取り替えがあるのだそうです。

エゾフクロウ Hokkaido Fral Owal

先日、エゾフクロウを拾いました。

交通事故でした。

野に還すこと、いろいろ考えました末、

以前仮剥製の技術を教えて頂いた博物館に持って行きました。

革製品づくり Hand made

他の事が山積みになっているのに、

現実逃避をするかのように、手をつけてしまいたくなる時があります。

寒い日、薪ストーブにあたりながら。

2009年にオホーツク海で拾ったゴマフアザラシの皮をなめしてもらいました。

11月、林業さんの様子 Works of Maeda Ippoen forestry company

 あ～っという間に11月が去りゆきました。

風ふくままに、、、あっちへいき、こっちへいき、の月日で

ブログ更新できないまま、すっかりもう12月です。

日本海側では10月末の雪が根雪になっているとのことです。

こちら阿寒湖周辺も、根雪とは呼ばないまでも11月3日に降った雪が完全に消えないうちに

ちらちら雪が何度かあり、外は雪景色です。

中旬だったでしょうか、国道脇の一歩園さんの森で作業していた林業さんの姿がありましたので

写真を撮らせて頂きました。

木をつかんで、

揃えて、

 

載せます。

現在全体で6人（うち漁師さんお二人）で作業なさっているとのことでした。

12月12日の山の神も近づき、鳥居づくりも着々と進んでいるようです。