阿寒湖畔の暮らしの日々を綴ります。 (一財)前田一歩園財団森の案内人として、この地を案内しています。 I’m a guide of this area.About forest, trekking, traveling, hunting and more. Please contact me from my profile (e-mail).
2015年4月21日火曜日
和斧が欲しい! I want to get Japanese style Ax
斧
↑ この漢字をみなさん何と読むでしょうか?
わたしはおの、と読んでいました。
「薪ストーブにしたいなぁ、どんなのがあるのかなぁ。」
、、、とペラペラストープ雑誌をめくっていると、日本の斧についている溝についての記述がありました。
片面に3本、もう片面に4本入る樋(ひ) 。
そこから3本の「み」、4本の「よ」で”みよけ”で、魔除け(安全祈願)の意味合いがあるというものでした。
一方、西洋の斧には何もありません。
そこから少しネットで調べてみると、林業や古い鍛冶屋さんでこの斧のことを
山林への敬いを込め、”よき”と呼ぶのだと知りました。
(他にも、いろいろな意味があるようでした)
道具に込められた想い。
ただの”道具”ではなく、魂のあるもの。
どんなものにでも、それを見いだし寄り添う感覚でありたいな、と思った瞬間でした。
これから必要になるであろうまき割り。
それにはやっぱり”よき”にうちに来てほしいなぁ!と思うのですが、さてよき出会いがあるでしょうか。
写真は、昔、馬と共にこの辺りを林業のため歩いたという方に頂いた手作りのトビです。
柄はイタヤカエデ。