地元の人々が「シリコマ」と略して呼ぶところ、
シュリコマベツ湾及びその周辺(川もあります)の森に行ってきました。
地形図とにらめっこをしながら、歩くところを見、周りを見ながらです。
何となく見えないアンテナを自分に立てている氣分で、
「何か」を探しているような、いないでいるような、
初めて歩くところはヘンな感じがします。
昔、「春別(しゅんべつ)」という場所に住んでいました。
油のようなもの(下写真)が湿地にあったとき、sum(油)というアイヌ語が地名の由来だと
教えてもらいました。
その後いろんな場所でこの油のように見えるものを見ましたが、どうも調べてみると
その正体は鉄の酸化被膜の様です。
いつもとは違う、雄阿寒岳の姿。
1万年も前のこととはいえ、湖の中央部からあんな火山がそそり立ってきた当時は
どんなだったのだろう?!>!と想像できない想像が膨らみました。
「おにぎりすっとんとん♪♪♪」
、、、聴こえてきそうな穴や、
あら、やっぱりありましたか!
、、、のヒグマの痕跡。
違和感を感じ、何だなんだ?と思うのでした。シカの足跡の中のヒグマのうんち。 |
少し時間が経っています。どれくらい?はまだ私には分かりません。 |
前脚と後ろ足が重なっています。 |
足跡の向かっていた方向。クマもこのくらいの角度からこんな風に見たのかな?、と想像しながら。 |
クマの余韻に浸りながら、森を後にしました。