2016年5月31日火曜日

阿寒の森の植樹祭2016 Tree-planting ceremony in Akan forest


今年も、前田一歩園財団さん管理する森の一画、

”植樹の森”での植樹祭が行われました。

 地元小学生は1年生~6年生まで「植樹遠足」です。

林業関係の方々、地元の人々など大勢の方々が植えにいらっしゃいます。

用意された苗木は今年も北海道の木、クロエゾマツ500本。

昨年の植樹祭(その様子はコチラからご覧ください)と同様、

雄武育ちの苗木です。



その後、4年生~6年生向けに伐採見学などがありました。

なぜ植林をするのか、林業とはどういった仕事か、などの説明を

一歩園財団の方がお話しされました。


そしてそれから、

林業さんによる伐採(3本)の見学です。

目をつぶってどんな音がするのか耳を澄ませたり、どんな風に切り込みを入れるのか実際に見たり、、、



 身近の森の見方が、少し変わるかな?




2016年5月30日月曜日

5月、林業さんの仕事 Works of Maeda Ippoen Forestry Company in May

昨年ご紹介した5月の林業さんの仕事、地拵え(じごしらえ)
 
5月中旬から、またこの作業が始まっていました。
地拵えとは、これから苗木を植える場所を
 
植えやすいように笹の根を切るなどの準備のことです。
 
今年はなんと、4人での作業とのこと!







5月27日(金)に行われた植樹祭の様子はまた次回アップしたいと思います。


2016年5月29日日曜日

地域一体型運動会 Sports day in Akanko Onsen

昨日は中学校の運動会でした。

住民運動会でもあります。

前日は砂嵐の元と化する校庭への水まきを消防署の方々が、

当日のヨーイドン!の合図を駐在所の方が。

ここならではの光景です。


2016年5月28日土曜日

山の公開講座のご案内(札幌)  Extension lectureof Mountain skils in Sapporo


 「100万人の山・安全のための知識と技術」公開講座のお知らせです。

所属する公益社団法人日本山岳ガイド協会では、

安全登山と自然環境保全を登山者へ伝えることを目的とする公開講座を

全国各地で開催しています。

札幌開催は、所属する北海道山岳ガイド協会が主幹となって動いています。

どうぞお近くの方、近くへいらっしゃる方はどうぞご参加お待ちしております☆☆☆






日時:6月10日(金)午後6時30分会場 午後7時開演 
場所:エルプラザ3Fホール
    入場無料 
 
講演内容
・北海道の山岳遭難について 
  道警救助隊の松本孝志氏の講演

・日高全山縦走と新たな挑戦からみえてきたリスクマネジメント 
  北海道山岳ガイド協会所属 舟生大悟氏の講演
   
「残雪期 日高山脈全山縦走」&「厳冬期 北アルプス全山=単独&スピードチャレンジ」
   日高は、主食をα米と塩だけとし軽量化、12日間で駆け抜けた、恐らく最短記録と思われます。
   北アルプスは、年末年始の親不知~白馬~西穂高ルート28日間単独、 48kg背負っての挑戦。
   これらの挑戦からみえてきたリスクマネージメントです。



お問い合わせは、 北海道山岳ガイド協会 公開講座事務局までお願い致します。

電話/011-261-2275 (月~金 10時~17時)


各地のご案内はコチラからどうぞご覧ください(大阪、佐賀、富山、福岡、松本)。

告知が遅れてすみません。東京・福島は既に終了してしまいました。

2016年5月23日月曜日

チミケップ湖で静かなひと時を Camping in Chimikeppu Lake

阿寒湖畔から車で1時間はかからないところに位置するチミケップ湖。

好きな場所のひとつです(大好き!とまでは通っていませが、これからです☆)。

キャンプをするのなら、オススメの場所です。

いえ、カヌーも、森の散策も、、、、

前回の冬(この間終わった冬でなく)には、ここで犬ぞりも行われていたそうです。

いいなぁ!こんな近くでやっていたのですね!

5/17 夜7時


5/18 朝4時半

小さなハエの様な虫がたくさん!6月にはいなくなるとの事ですが、新手が現れるそうです。それでほっかむり。

コゴミ、ギョウジャニンニク、ちくわ入りうどんで朝ごはんでした。

2016年5月22日日曜日

次回の阿寒クラシックトレイルの予定 Next Akan Classic Trail day


幕末から明治にかけての探検家であり、北海道の名付け親としてもしられる松浦武四郎。

そして、ここ阿寒湖畔の森を管理する前田一歩園財団生みの親である前田正名。

彼らが歩き、そしてまた沢山の先人たちが歩き物語を生んだであろう

阿寒町から阿寒湖畔までのルートを里、川、山湖の道と3部に分けて辿るイベント。


今年の「里の道」イベントの日程が決まりました。

なんと、1泊2日スペシャルです。

9月10(土)、11日(日)


詳細はまた決まり次第お知らせいたします。


阿寒クラシックトレイルについては、クスリ凸凹旅行舎さんHPに詳しいです!

コチラ→クスリ凸凹旅行舎”阿寒クラシックトレイルを行く”

2016年5月21日土曜日

阿寒湖の森の今 : 光の森編   Fresh Akan :Hikarinomori

阿寒湖畔の森の多くを管理する前田一歩園財団さんの森の中に、

”光の森”と呼ばれるところがあります。

5月3週目に、少し歩いてきました。

その様子をどうぞご覧ください。

この辺りはやっとエゾヤマザクラの咲き始め、でした。

手塚沼(手塚ボッケ) Tezuka bokke

この時期ならではの拾いものです。毎年雄エゾシカの角は春に落ちます。

芽吹きと花の蕾が一緒です!

新しいクマゲラの食痕。この冬か、この春やったなぁ!という新しさでした。

春はまるで紅葉の様にもみえます。



この森への入林は、一歩園さん認定の森の案内人の同行が決められています。

ご案内は、阿寒ネイチャーセンターさん、観光協会などで行っています。

わたしもその案内人の一人です。






2016年5月20日金曜日

6月5日(日) 阿寒の森ハイキングのお知らせ Hiking event in Akan


今年もあります!

阿寒の森ハイキング。

前田一歩園財団さんの管理地「光の森」を歩き、その後には阿寒の味覚が並ぶバイキングに舌鼓☆

阿寒の魅力をたっぷり満喫できるイベントです。

詳細は、コチラ阿寒ネイチャーセンターさんのHPをご覧ください。





2016年5月18日水曜日

春爛漫 Spring in full bloom



夏の氣をふと感じつつも、

どこを見ても春独特の空気感に包まれている様に思う今日この頃です。

前田一歩園財団さん管理する阿寒湖畔南部の森も賑やかでした。

凛々しい夏鳥のイカル。つがいでいるのを見かけました。Japanese Grosbeak

クマの気配濃い、ミズバショウ群落

エゾオオサクラソウは水が似合います

クサソテツ。またの名をコゴミといいます。、、、美味しいです。

プライベートな展望台。ここで一服。
写真は、5月15日のものです。



2016年5月17日火曜日

森林パトロールが始まりました



前田一歩園林業さんや、阿寒湖畔森林愛護組合さんによる

森林パトロールが先の週末より始まりました。

みなさんどうぞご注意を!

林業さんに務める方デザインのタオルです。

2016年5月16日月曜日

素敵な『阿寒の森のきのこたち』ハンドブックが発行されました Handbook of Akan's mushrooms 


阿寒の森に特化したキノコの辞典が発行されました。

『阿寒の森のきのこたち
 ~生きものはみんなつながっている~』

キノコからみた森の中のこと、キノコにまつわるアイヌ文化のことなど、
キノコと自然愛に満ちた本です。
読むだけでふむふむと面白く、キノコへのまなざしや森にいるときの感覚が変わってきそうです。




またひとつ、阿寒の森に親しむツールが増えたなぁ♪
そんな氣分にさせられました。

このハンドブックは、平成27年度前田一歩園財団自然環境保全活動助成事業の助成を受けて発行されたもので、非売品です。

温泉街にある行政センターの図書コーナー(観光案内のある建物”まりむ館”2階)や、
アイヌコタンのアイヌ料理の店”ポロンノ”さんで読むことができます。

阿寒湖温泉にいらした際にはぜひどうぞ!



2016年5月15日日曜日

春告茸みっけ! Spring mushroom "Morel" in Akan


暦の上では立夏を過ぎ、夏、とのことです。

夏といわれてもぴんとこないなぁ、と思うのは毎年の事でしたが、

歳時記カレンダーを見ると、

”春の気が終わって爽快な夏の気が立ち始める”

とあり、すとんと腑に落ちました。

阿寒の森こそまだ”春”だと思いがちですが、確かにふと夏を思わせることがあるのは

この夏の気のせいではないかと。


目にとめると、あれよあれよという間に木々の葉が大きく大きく育ってきています。

あれ?いつの間に?!と若葉がまぶしく映ります。


ミヤマエンレイソウ、フッキソウも花を咲かせていました。


そして昨日(5月14日)のことです。

春を告げる茸だというアミガサタケを見つけました。

、、、あれ、春に戻ってしまいました(笑)

虫たちの蠢き(春に虫がふたつ!)も身近です。


 (このキノコ、昨年は5月22日に北海道キノコの会の方と歩いたときに見かけました。)

2016年5月13日金曜日

春の花たち、カエルたち Spring flowers and Ezo Brown Frog's egg



落ち葉の中、枯れ草色の中から

儚く見えるもしっかりとした緑が日ごと日ごとに現れてくる春の毎日です。





エゾアカガエルの卵(何匹か分です)

エゾサンショウウオの卵

2016年5月12日木曜日

エゾタヌキの散歩 Raccoon dogs


出会いはいつも突然です。

ここでエゾタヌキを見かけるのは初めてでした。

割り合い彼らにしては気づくのが早く、逃げ足も速く(失礼!!)、、、

コンパクトデジカメはボケボケで残念ですが、

やっぱりこの丸みをおびたお尻にうっとりしてしまうのでした。


夫婦か兄弟か、2匹でごはんを探していた様でした。


割り合い同じところを通るので、タヌキ道なるものが出来ると聞いたことがありますが、

うーん、まだそれを見分ける目にはなっていません。

見えてきたらまた面白そうです。



2016年5月11日水曜日

台湾・烏来タイヤル工芸展 烏來泰雅工藝展 5月16日~6月2日



台湾先住民タイヤルの人々の工芸展が阿寒湖畔と二風谷で行われます。

3月に初めて訪れた台湾で、

国立故宮博物院に行かずに(近くなので横目に見て)順益台湾原住民博物館を見学してきた

わたしとしてはいつになく親近感覚える展示会です。



■阿寒湖会場 5月16日(月)~6月2日(木) ※入場無料

  • 【開館時間】9:00~21:00(初日のみ15:00~21:00)
  • 【会  場】阿寒湖アイヌコタン アイヌ文化創造伝承館(オンネチ


    5月16日(月)14:15~15:00 オープニングセレモニーを阿寒湖アイヌシアターイコで開催。タイヤル伝統芸能を上演します。

  • 【お問い合わせ先】
  •  北海道大学アイヌ・先住民研究センター
  •  
  • 〒060-0808 北海道札幌市北区北8条西6丁目
  •  
  •  TEL&FAX 011-706-2859
  •  
  • E-Mail ainu@let.hokudai.ac.jp
  •  
  • 阿寒湖アイヌシアター イコ
  •  
  • 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-84
  •  
  • TEL 0154-67-2727

白湯山展望台までの林道はまだ通れません Road condition: We can't go to Mt.Hakuto observatory by car


阿寒湖畔を一望できるお勧めの白湯山展望台。

スキー場から歩いても行けるのですが、林道からも行くことが出来ます。

けれど、まだそこに通じる林道は雪に閉ざされ、倒木に閉ざされ、でした。

例年通れるようになるのは5月末です。


行くと、こんな景色が待っています。

いえ、ここには収まらないものが沢山あります。



阿寒湖温泉の旅館、東邦館さんHPからの画像です。


南からの林道は、入ってすぐのところで倒木がありました。
阿寒湖畔からすぐの林道入口から。この場所、昨日は雪で通れませんでした。

まだまだ、こんな雪がたくさんありそうです。

上の雪の後には、小さな倒木も。






2016年5月8日日曜日

春のキノコは続々と。




上のキノコの柄に注目。

楕円形のようになっています。

なかなか氣がつけないでいますが、

春だってキノコは生えているのです!


阿寒の森に特化したキノコ図鑑が出来た様です。

手元に頂けたらまたご紹介したいと思います。