2015年5月28日木曜日

阿寒の森のもう一つの展望台 Another observatory in Lake Akan


阿寒湖を眺めるにいい場所はいくつもありますが、

ここもまた、たまに行きたくなるところです。

珈琲タイムにしたり、お弁当を食べたり。


阿寒湖北側のミズナラ林にも、萌黄色が広がり始めていました。



前田一歩園財団さん所有林につき、一般の方は財団認定の森の案内人にガイドをお願いする必要があります。

森の案内人については、コチラをご参考になさってください。
わたしも案内を行っています。fukamori.field☆icloud.com(☆→@)

2015年5月27日水曜日

白湯山(はくとうざん)展望台へ! Let's go to Mt. Hakuto observatory



今日の気持ちのいいお天気に誘われて、

急遽、お弁当を持って白湯山(はくとうざん)展望台へ行ってきました。

阿寒湖温泉の旅館、東邦館さんHPからの画像です。

昨日、林道の雪がなくなり、車で展望台近くの駐車場まで行かれるようになったとお伝えしましたが、

今日は湖畔から歩いて。

阿寒湖温泉街無料循環バスを利用し、アイヌコタンで下車。

そしてスキー場までゆーっくり歩くこと約30分。



ここからが今日一番の急な長い登坂。

これまたゆーっくり歩くこと約30分で散策路入口に到着します。

ここまでくると、やっと森の中を歩けるゾ、とほっとします。


雪が多かっただけあり、道にもまだ残雪が2か所ほどありましたし、

ここは雪解けしたばかりね、と分かるほどまだ小さな草の芽たちが所々ありました。





展望台まで行ってしまうと日蔭がないので、樹林帯でお昼ごはんを頂きます。

先日採れたギョウジャニンニクと椎茸とおいしいたまごでラーメンを。



目的地まであと少し、というところで息を整え腹ごしらえするというのはまたいいものです。

うっとり嬉しさの中展望を楽しめました。



周囲約26キロほどの阿寒湖。

人が住んでいるのはその中の数キロの範囲のみです。深き森。


展望台でのお昼寝も満喫し(ちょうど顔は台の影でひんやり。身体はお日様のぽかぽか)、

帰り道はちょっと熱めの足湯とし、下山しました。

何となく、ボッケの勢いが去年よりも活発の様に感じた今日でした。

散策路上に、ちょうど石と温泉川があるのです。




フレベツ白水林道通れます! Road condition


昨日のことですが、フレベツ白水林道を南から入り阿寒湖畔まで通れることができました。

こんなところもありますが、軽四でも大丈夫です。


途中には、まだ桜に心寄せることができました。



 林道の様子からこりゃあもう先客がいるかなぁ~?っとおもったらその通り。

 湖畔駐在所のお巡りさんに、地元ガイドの西田さんに行き会いました。

地熱がある事による風景です。




裸足になると、大地のあったかさと、コンニチハ!に出会えるかもしれません。




2015年5月26日火曜日

旅の文様


物持ちの少ない友人が、うちに来てくれた時に持っていた荷物。

その中に、昔彼女に作って贈った巾着袋がありました。

嬉しかったです。

そんな物を作っていきたいです。

木綿布、刺繍糸、シナノキの繊維。うろ覚えながら、サハリン(樺太)のアイヌ文様だったと思います。

2015年5月25日月曜日

阿寒の森の植樹祭


今日は植樹祭でした。


阿寒湖小学校の子どもたちは植樹遠足の日。

1年生から6年生まで、お弁当を持ってえっちらおっちら坂道もなんのその、歩きます。


子どもたち、地元の人たちだけでなく、

各地の関係機関(阿寒、弟子屈、遠くは札幌まで!)の方々までいらしていた様です。



エゾマツ(クロエゾマツ)は北海道の木でありながら、

トドマツ植樹のたった20分の1しか植えられていないとのこと。




「大きく育て!」


そして、4,5,6年生は枝打ち体験。



大きく育て!


いよいよ始まりました!フェルト&写真のコラボ展


先日お知らせしました、

写真&フェルト二人展 Photo & Felt a Fantastic Collaboration


(詳しくは↑をご覧下さい。)


が昨日から始まりました!

小さい展示スペースながら、すっと森に入り込んだような感じの広がる空間です。



 1階のドーナツ屋さんで、オリジナルグッズも販売されています。



 また、7月18日(土)19日(日)には、

ギャラリートーク、フェルト体験会、森の散策の会を企画中とのこと。

詳細はfacebookで告知される様です。

どうぞお楽しみに!




5月、林業さんの仕事 ② Works of Maeda Ippoen Forestry Company in May ②



5月中旬からの林業さんは、地拵え(じごしらえ)を行っていました。

これから苗木を植える場所を、植えやすいように笹の根を切るなどの準備です。

5月の4週目、雄武町まで苗木を取りに行きます。

Yezo spruce


その週の火曜~金曜日の4日間、6人で作業して植えた数はなんとエゾマツ9000本!

単純に計算しますと、1人1日約400~450本を植えたことになります。

約9町歩の広さへの植え付けとのことでした。



聞きますと、6人ともみなさん共に毎日筋肉痛。


中旬に伐倒された木を集めていたところ(土場)も、この通り。


ここはフレベツ白水林道(雌阿寒岳湖畔コース登山口への林道)沿いです。

国道から入って右側の森には、森の一員となるべく植えられたエゾマツが並んでいます。

車の中からでも見えます。ぜひ目を凝らしてみて下さい。


ちなみに、上記9000本の他の500本は植樹祭に植えられる予定です。
(地元の人や、関係機関の方々、釧路教育大付属小学校の子どもたち対象)

この他におまけとして下さったという3200本(少し小さい2号苗)は、この後補植されるとのことでした。

おそるべし、おまけ!



5月、林業さんの仕事 ① Works of Maeda Ippoen Forestry Company in May ①


5月上旬、阿寒の森づくりの力持ち前田一歩園林業さんは、

雪が融ける前に!と最後の伐採作業をされていました。



チェーンソーで伐倒した木を重機で集材しますから、

雪がないとどうしても森を傷つけてしまうので、溶ける前に終わらせてしまいたい!

という気持ちがひしひしと伝わってきます。


伐倒、集材が終わりますと、集めた木材を地元運送業者さんに依頼し製紙会社へと輸送してもらうことになります。

5月中旬、その作業が行われていました。


トラックへ積む作業を手伝う人以外は、既に次の作業に入っています。

そのアイテムはコレです。



この続きは第2弾をご覧下さい。



2015年5月24日日曜日

ボッケ遊歩道のキノコ Mushrooms in Bokke trail


5月22日のボッケ遊歩道のキノコたちをご紹介します。




エルネ、、、と名前に付くだけあってみんなLの字。集まると見事です。


テーブルに杯が並んでいるよう!?

シロキツネノサカズキモドキ

感触はまるでなめし革の様です。

オツネンタケモドキ  Polyporellus brumalis (Fr.) Karst.

それから、よくみるけれど、綺麗に並んでいたキノコ。
カワラタケ Trametes versicolor (L.:Fr.) Quél.

この日は暖かかったので、アオダイショウもうろうろしていました。

いいことがあるでしょうかな~。




光の森、春告茸 Spring mushroom "Morel" in Akan


5月22日のことです。

北海道キノコの会の方と一緒に、前田一歩園財団さん所有林”光の森”に

菌類調査に行ってきました。


春を告げるきのこ、、、といわれるアミガサタケ(美味しい様です)がまず一番に出迎えてくれ、

ぐぐっとキノコ探しへの気持ちが大きくなってしまいました。



このキノコは、森の中というより人の手の入ったところに多く出るとのことです。


途中、エゾアカガエルたちはすっかり孵り、オタマジャクシが元気に動き回っていました。

5月2日の様子です。


 それがこの日は、ご覧の通り。





まだ雪が残るところもあり、

湿り気と乾燥の状態がまだいい塩梅ではないようで、少ししか見つけられませんでした。

これからに期待!といったところです。

エゾナミハタケ or ナミハタケ

エゾシカに蹴られて割れちゃった!! キチャワンタケ


クロチャワンタケ



おまけの年金。 もとい、粘菌。変形菌。


 光の森の手塚沼では、この辺りで唯一、源泉が湧きだすところが見られるところがあります。