2016年6月30日木曜日

ボッケ遊歩道改修工事のお知らせ


ご連絡が遅くなっていまいました!

6月初めに、「ボッケ遊歩道改修工事のお知らせ」の案内をうけておりました。

今年の工事予定期間は、7月~12月との事です。

今年(H28年)からH30年まで、3年間かけての改修予定の様です





鳥獣被害対策実施隊の活動は今日まで


23日から30日まで、阿寒町内で鳥獣被害対策実施隊の活動が行われていました。


色々な意味あいのある活動ですが、昨年は成果を出した方何人もいらっしゃるようです。

去年辺りから畑にシカでてみんな食べてしまう!という声を

昨日も知人の所で聞いたところです。


2016年6月29日水曜日

樹上の生きもの達にあう。 Tree-ing in Tsubetsu


地上18メートル位のシナノキの幹です。

クモや5ミリほどのカタツムリ、名を知らぬ昆虫たちの

動きが意外や意外、沢山ありました。

木を伐るということは、どういうことなのか、少し考える機会にもなりました。

目に見えないだけで、もし木が年老いていたり傷があったりしたら、菌類も入ってきているかもしれません。


この日は津別くりんそう祭りで、ツリーイング体験イベントのお手伝いでした。


上の写真左下の長方形は、地上8メートル位のところに張ったハンモックです。

下から見ると、、、こんな感じに見えます。

色々な高さの枝にロープを掛けていますが、高いところのロープの行ける所までいくと、

そこはもう天狗の領域の様な気もするのでした。



 9月3日4日には、占冠村のニニウキャンプ場にて体験イベントがあります。

ご興味ある方はぜひキャンプがてらどうぞ!


ツリーイングイベント(6月~9月)の詳細は、知床山考舎さんHP(コチラ)に詳しいです。


2016年6月27日月曜日

エゾライチョウは何を食べている? What feeding Hazel Grouse?


6月の平均気温は、1日だけ15度を超す日(15.2℃)がありましたが、
他は10度前後が続き、寒い日が続いています。
低温だけでなく、お日様の顔がとても恋しくなる6月です。

それでも植物たちは花を咲かせ、動物たちの痕跡にも沢山出会えました。

そんなある日の様子です。


森の色の濃淡がとても美しかったこの日。何か出会えそうな気がしましたが、ずばり、沢山の動物たちの姿がありました。

エゾライチョウ(♂) Hazel Grouse 採餌中でした。 この日は4羽出会いました。

姿が見えなくなってから寄ってみると、クローバーの葉を食べていたのが分かりました。







2016年6月21日火曜日

阿寒の森ハイキング2016の様子


今年も、100名を超える方々がいらして下さいました。

前田一歩園財団さん所有林である、”光の森”を探索し、

この辺りの長老木の元へ。

森の中のボッケ(泥火山)や湧きだす温泉に歓声をあげつつ、

しっとりした森を楽しみました。

6回目の今年、雨の多いイベントとしては天気に”恵まれ”ましたが、

料理班のガスボンベが寒さで出なくなるというアクシデントがあるほどの気温でした。

それでもお昼頃には青空。半袖に。

お腹も満たされ、気持ちよく終わりを迎えたのでした。



2016年6月20日月曜日

今年の阿寒クラシックトレイル!!【イベント情報】


阿寒クラシックトレイルイベント、今年のスケジュールが決まりました。

詳細は追ってのご案内致します。

今年の里の道は1泊2日で、

阿寒湖アイヌコタンからアイヌ料理&音楽があり、、、、その他お楽しみのスペシャル版です☆☆☆


阿寒クラシックトレイルについては、クスリ凸凹旅行舎さんのHP(コチラ)をご覧ください。



2016年6月18日土曜日

射撃練習 Shooting practice


先日、射撃練習に行ってきました。

釧路には、通年営業のホップ(HAP’)1釧路総合射撃場があり、

教習射撃依頼、お世話になっています。

この日はいつも使用している弾とは違う弾を試す、という事が目的でした。




ずばり、その結果は!

散々たるものでした。

いつも使用しているレミントンの2と3/4の弾とは比較にならない位ばらけてしまいました。

銃との相性もあるのだと思いますが、やっぱりレミントン!と

レミントン一筋のわたしは少しほっとしました。

3インチの、強いといわれる反動も体感しました。



年数ばかり重ねる銃所持ですが、

ここのところやっと馴染み始めた気がするヘナチョコです。



2016年6月17日金曜日

とある日の林業さんの仕事 Works of Maeda Ippoen Forestry Company


夏場には展望台となるスキー場の斜面。

久しぶりの晴れ間に誘われ行ってみました。


正面の山が雄阿寒岳です。

どのあたりに何が見えるかというのは、近くの看板をご覧ください。

こう見ると、人が住むのはひと区画で、森に囲まれたところなのだなぁ!と改めて思います。



さて、そんな晴れ間に斜面下で林業さんによる除伐が行われていました。


重機で押さえながら、倒す方向をコントロールしています。


枝葉は森に戻し、幹だけを出して切り分けます。

それぞれ持っていらっしゃる棒(尺棒)が切る長さの指標となるものです。


切り分けたものを、これまた重機で土場まで運びます。

現在先鋭5人での作業とのこと。

先週辺りに植え付けを終え、「腰が痛い~~」の声が少し少なくなったとのことでした。






2016年6月13日月曜日

うんちいろいろ


 時間に余裕がない時に限って、見つけてしまうものです。

 他にも出会いがあったものの、、、、、

 車を止めてでも撮ってしまうウンチです。

 場所と新旧を確認!

エゾタヌキの溜めフン

あれ?

シカかと思いましたら、どうもクマのようです。まるで星座を描いているようでした。クマだけにおおぐま座?



阿寒湖南部の森にて(前田一歩園財団管理地内です)

2016年6月12日日曜日

通れますが、作業中につきご注意ください。【フレベツ林道】


阿寒湖南部のフレベツ林道途中で、今月いっぱい林業作業を行っている様です。

通行はできますが、ご注意ください。



2016年6月11日土曜日

阿寒湖の森の今 【西の森編】  Fresh Akan : Maeda Ippoen's forest in the west


地元の人々が「シリコマ」と略して呼ぶところ、

シュリコマベツ湾及びその周辺(川もあります)の森に行ってきました。

地形図とにらめっこをしながら、歩くところを見、周りを見ながらです。

何となく見えないアンテナを自分に立てている氣分で、

「何か」を探しているような、いないでいるような、

初めて歩くところはヘンな感じがします。




昔、「春別(しゅんべつ)」という場所に住んでいました。

油のようなもの(下写真)が湿地にあったとき、sum(油)というアイヌ語が地名の由来だと

教えてもらいました。

その後いろんな場所でこの油のように見えるものを見ましたが、どうも調べてみると

その正体は鉄の酸化被膜の様です。



 いつもとは違う、雄阿寒岳の姿。

1万年も前のこととはいえ、湖の中央部からあんな火山がそそり立ってきた当時は

どんなだったのだろう?!>!と想像できない想像が膨らみました。


「おにぎりすっとんとん♪♪♪」

、、、聴こえてきそうな穴や、



 あら、やっぱりありましたか!

、、、のヒグマの痕跡。

違和感を感じ、何だなんだ?と思うのでした。シカの足跡の中のヒグマのうんち。

少し時間が経っています。どれくらい?はまだ私には分かりません。


前脚と後ろ足が重なっています。

足跡の向かっていた方向。クマもこのくらいの角度からこんな風に見たのかな?、と想像しながら。

 クマの余韻に浸りながら、森を後にしました。

2016年6月10日金曜日

白湯山展望台までの案内板が新設されていました。


白湯山展望台までは、車と徒歩とで行くことができますが、

ルートはそれぞれ異なります。

車はフレベツ林道を利用し、徒歩では阿寒湖畔スキー場から歩いて登ることになります。

阿寒湖畔の宿のひとつ、東邦館さんHPより転載しています。


先日行ってみると、その入口となるスキー場に新しい案内板が設置されていました。

初めての方は分かりづらいだろうなぁ、と思っていましたからおっ?!と目をひきました。

探勝路も少し荒れ気味でしたが、修理されたのでしょうか?

今度行ってみなくっちゃ!という氣分です。


2016年6月9日木曜日

クマたちの恋路にご注意を!


これからは、ヒグマの恋の季節真っ只中です。

根釧地域にヒグマの目撃増加の記事が掲載されていましたが、

今はとても活動活発な時期です。

そして、若いクマは警戒心が薄いので人前でも氣にしない様です。

先日(5月27日)に阿寒湖から釧路に行く途中でも若クマが居座って(おそらく食べ物があったのでしょう。)いたそうで、駐在さんから教えて頂きました。


いろんな理由で山、森に入る方々がいらっしゃると思いますが、

自分が行く地域のヒグマ情報を事前に入手されることをお勧めします!

役場、駐在、エコミュージアムセンター等で把握している事が多いです。


先日阿寒湖畔エコミュージアムセンターに立ち寄りますと、

『ヒグマ出没情報』コーナーがありました。

ヒグマの習性を知るためにも、展示や関連記事を一読すると勉強になります。

阿寒湖畔エコミュージアムセンター内の展示 Akankohan Eco Museum Center


2016年6月8日水曜日

阿寒湖の森の今 【南部の森編】  Fresh Akan : Maeda Ippoen's forest in the South


前田一歩園財団認定森の案内人に指定されてから、

既に5年ほど経ちます。

けれど、財団所有の森は広く、知るたびに広くなる氣もしますから

まだ一度も車でさえいったことのない林道が沢山あります。

この日はその道を選んでいってみました。

広葉樹の中に、植林された針葉樹たち。

ひとりでは抱えきれないドングリの木(ミズナラ;ボッケ遊歩道の湖岸にもあります)。

新しいクマゲラの食痕。誰かの団地になりそうです。見上げればふさふさ葉をつけているものの。


見慣れたところの安心感といったらありません。でも毎回表情が違います。


お!出はじめでしょうか。カンムリタケを発見しました。

大きさはこれ位です。

「トドマツなどの針葉樹の葉を分解する小さなきのこです」 春に発行された『阿寒の森のきのこたち』より抜粋

人の持ち込む砂利に種があるのでしょうか。外来種アメリカオニアザミが林道上に繁茂しています。

エゾオオサクラソウは林道脇、林床にまだその花を見せてくれていました。




ここは阿寒ネイチャーセンターさんも、観光協会でも決まったツアーを行ってはいませんが、

財団所有地のため案内人の同行が必要なところです。

ご興味ある方はお問い合わせください。
 fukamori.field☆icloud.com(☆を@に変えてお送りください。)




2016年6月7日火曜日

阿寒湖の森の今 【ボッケ遊歩道編】  Fresh Akan :Bokke Trail

阿寒の森を歩く、といったらココ!、のボッケ遊歩道。

温泉街から近いので足が向きやすい上に、

阿寒の森のエッセンスがぎゅっと詰まっているエリアです。



阿寒湖畔エコミュージアムセンター(EMC)から入り、ボッケ(泥火山:Boiling Mud Pool)への

道の往復が一番利用する方が多いようですが、どのコースもそれぞれ違いがあり

同じエリアの様にみえてのその違いがとても魅力です。


どんな花があるかしら~と歩く前に氣になる方は、EMCにお花マップがありますのでご覧ください。




一歩荘近くのウコンウツギが満開になりそうでした 6/5

見上げると、まだ秘かに花をつけていました!

フデリンドウ、ニョイスミレ、マイヅルソウ、ミヤマハンショウヅル、、、などなど。