2016年6月8日水曜日

阿寒湖の森の今 【南部の森編】  Fresh Akan : Maeda Ippoen's forest in the South


前田一歩園財団認定森の案内人に指定されてから、

既に5年ほど経ちます。

けれど、財団所有の森は広く、知るたびに広くなる氣もしますから

まだ一度も車でさえいったことのない林道が沢山あります。

この日はその道を選んでいってみました。

広葉樹の中に、植林された針葉樹たち。

ひとりでは抱えきれないドングリの木(ミズナラ;ボッケ遊歩道の湖岸にもあります)。

新しいクマゲラの食痕。誰かの団地になりそうです。見上げればふさふさ葉をつけているものの。


見慣れたところの安心感といったらありません。でも毎回表情が違います。


お!出はじめでしょうか。カンムリタケを発見しました。

大きさはこれ位です。

「トドマツなどの針葉樹の葉を分解する小さなきのこです」 春に発行された『阿寒の森のきのこたち』より抜粋

人の持ち込む砂利に種があるのでしょうか。外来種アメリカオニアザミが林道上に繁茂しています。

エゾオオサクラソウは林道脇、林床にまだその花を見せてくれていました。




ここは阿寒ネイチャーセンターさんも、観光協会でも決まったツアーを行ってはいませんが、

財団所有地のため案内人の同行が必要なところです。

ご興味ある方はお問い合わせください。
 fukamori.field☆icloud.com(☆を@に変えてお送りください。)